内科treatment

糖尿病

糖尿病の2大タイプ
classification

糖尿病の治療とその選択
therapeutic option

患者様の生活スタイルを考えながら、最適な治療をご提案させていただきます。
まずは生活習慣の改善やお食事の管理が治療の第一歩となります。生活面の見直しでも改善が難しい場合は、内服薬や注射剤の使用も考慮していきます。
現在は薬の治療が進歩し、お薬でコントールが出来る方がたくさんいらっしゃいます。またお薬を一時的に導入したとしてもお薬の減量が可能となったり、少数ではございますが投薬を必要とせず血糖値を正常範囲に維持できる方もいらっしゃいます。

ご病気と向き合いながら、健康な方と変わらない寿命と日常生活の実現を目指していきましょう。

糖尿病の注射剤
self-injection

多くの方が食事療法や内服薬で対応させていただいておりますが、血糖値を安定させるために注射剤をご利用いただいている患者様もいらっしゃいます。

治療期間が長くなり膵臓の機能が低下することで、インスリン分泌が徐々に少なくなっていきます。内服薬のみでは血糖値のコントロールの目標を達成することが難しくなり、インスリン自体を補充する治療が必要となる場合があります。

まだ膵臓の機能が残っている場合は、インスリン分泌をうながす注射剤である「GLP-1受容体作動薬」「持続性GIP/GLP-1受容体作動薬」といったものを考慮いたします。
これらは血糖値の上昇を防ぐとともに、食欲を抑えたり満腹感を持続させる効果から、個人差はあるものの体重減少作用が認められております。さらに腎臓の保護作用に関しても報告されております。

当院では注射剤の治療が必要な場合は、なぜ必要なのかをご説明いたします。ご意向も確認しながら、ご理解を頂いた上で治療を開始していきます。

病状によっては、大切なお身体のことを優先し、連携している大きな病院と協力しながら対応させていただく場合もございます。治療方針に関してしっかりとお話させて頂きますし、ご心配なことがあれば是非お聞きいただければ幸いです。

インスリン治療中の血糖測定
self monitoring of blood glucose

日頃の血糖値の推移を知るために、指先からごく少量の血液を使い測定器を用いて1日1回から数回程度血糖値をチェックしていただいております。
またリアルタイムの血糖値を確認する方法として「FreeStyleリブレ2」をご利用いただいております。500円玉程度の小さな円盤(センサー)を皮膚に貼り付けることで、皮下組織のグルコース値を持続測定しすることが可能となりました。Bluetoothを用いてセンサーからスマートフォンへデータが転送される仕組みとなっており、空腹時や食後のグルコース値がグラフで確認できることが利点です。
(※下記の図はアボットジャパン合同会社、FreeStyleリブレ2の使用方法から引用させて頂いております)

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